「塩少々」とか「塩ひとつまみ」料理本によく出てくる言葉ですがどちらも少量と言うのは分かるのですが、違いはと言えば分からない人が多いはず。
塩少々は親指と人差し指の2本でつまんだ量。肉や魚に塩少々とあれば、全体に薄く均一に塩が振られた状態です。
仕上げに塩少々の場合は味見して、程よい塩加減にすると言う事。
塩ひとつまみは、塩少々よりも多めで目安は親指、人差し指、中指の3本でつまんだ量です。
青菜をゆでたり、野菜を塩もみするときなど、塩の働きを生かした下ごしらえのときは、ひとつまみが使われる事が多いです。
どちらも分量を示すほどの量ではないですが、加えないと料理の味に影響するので必要なものなのです。